今回は、単3電池&単4電池のディスペンサーです。
高さのある印刷をしたかったのと、意外に電池が散らばりやすいので作ってみました。
3Dプリンタ印刷
印刷設定・素材など
3Dプリンタ
今回使用した3Dプリンタは以下です。
印刷品質の高さに定評がありますね。
対象
今回はこちらを印刷しました。
人気の高いモデルです。
そういえば、電池のサイズって世界共通なんだな、と印刷してみて気づきました。
フィラメント
今回も使用したフィラメントはこちら。
今回は SnapMaker のフィラメントです。
単価が高い割にバリが出やすく、糸引きも多い印象です。ただし、反りが少ない、かもしれない。
印刷の主な設定値
PrusaSlicerで印刷しました。下記以外はほぼデフォルトの設定です。
スライサー | PrusaSlicer 2.3.0-r2 |
ノズル温度 | 200℃ (1番目のレイヤー: 210℃) |
ベッド温度 | 60℃ |
レイヤー | 0.15mm |
サポート | 無し |
印刷結果
フィラメント使用量 | 101.30g |
費用 | \ 786.07 |
所要時間 | 4h50m6s |
仕上がりはキレイなものです。
積層感はありますが、使用にまったく支障がない感じです。
ブルーや黒の乾電池に映えるイエローを選択して、すごく良かったです。写真映えしますよね。
この印刷は失敗することなく完了しましたが、サポートを追加するのを忘れてしまいました。
バリが出やすいフィラメント特性もあって、こちらの画像のようにバリが沢山出てしまいましたね。
またサポートがないが故に、手前の壁の下部が垂れ下がっていまいました。
側面に生えた大量のバリと、壁の下部の下部をナイフで削ぐ手間がメンドくさかったです。
ちなみに、こういうときは手で剥がすより、手持ちのクラフトナイフを使ってキレイに仕上げます。
ヤスリよりも手軽で確実。非常に重宝しています。
印刷してみて
今回は、色の選択が良かったと自画自賛しています。
一方、サポートを付け忘れたのは痛恨でしたね。
やはりサポートを付けるかは最初に考慮が絶対だな、と。
ただし、側面のバリが沢山出ることについての解決策がまだ見つかっていません。
ノズル温度を推奨温度200℃では、温度が高すぎるかなと思うじゃないですか。
ところが推奨ギリギリの190℃まで下げてみたこともありますが、ほとんど変化がありませんでした。
他にどんな手を打つべきか…悩ましいですが、そもそもフィラメント単価がけっこう高いので、今後買うことはないから解決しなくていいかと挫折しました。(笑)
最後まで読んでいただいて、誠にありがとうございました。
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