今回は、リモコンホルダーです。
子供たちにリモコンを散り散りにされるので、壁の上の方の手の届かないところに貼ろうと思って作ってみました。
3Dプリンタ印刷
SONYリモートコマンダーとエアコン、FireTVに合わせて作りました。
印刷設定・素材など
対象
今回は、こちらを印刷しました。
完全オリジナル、というわけではありません。
Thingiverseで公開されていたモデルを一度作ってみたのですが、我が家のリモコンたちには合いませんでした。
非公開になったのか、どうも見つからなくなってしまいました。どなたか見つけたら教えてください。
そちらを参考にさせてもらいつつ、自分で新たに作成した次第です。
Thingiverseでは、Fusion 360向けファイルも添付しています。
似たものが欲しい3Dプリンタユーザーが、自宅のリモコンに合わせて修正できます。
フィラメント
今回も使用したフィラメントはこちら。
今回も RepRapper 1kg PLA+ ホワイト のフィラメントです。
まず失敗がない、安定した印刷ができる安心フィラメントです。
別に強度が無くても良い気がしましたが、リモコンを何度も取り出したりするときに割れることを懸念して、敢えて PLA+ を選択しました。
印刷の主な設定値
PrusaSlicerで印刷しました。下記以外はほぼデフォルトの設定です。
スライサー | PrusaSlicer 2.3.0 |
ノズル温度 | 190℃ (1番目のレイヤー: 200℃) |
ベッド温度 | 60℃ |
レイヤー | 0.2 mm |
サポート | なし |
ロゴなどを付けるとサポートが必要になってしまうので、敢えてシンプルな作りにしました。
レイヤーは 0.3 mm に変更しても十分実用的だと思います。
印刷結果

フィラメント使用量 | 92.53g |
費用 | 230.20円 |
所要時間(タイムラプス時) | 10h26m46s |
匠の場合、タイムラプスを撮影しながら印刷しています。
そのため、印刷時間が 1.3~1.5倍になっている点はご注意ください。
なお、積層感はありますが、使用にまったく支障がない感じです。
ちなみに、長押(なげし)に引っかけるフックを別途印刷して吊して使っています。

印刷してみて
今回は、妻に好評だったのが嬉しいところです。
印刷面での失敗は特になく、狙った通りの効果が得られたのが嬉しいところでした。
シンプルだけど、絶対に一般には売ってなさそうな自宅最適化パーツです。
こういうものが作れるのが、3Dプリンタの面白いところですよね。
ぜひまた自作モデルを制作して、Thingiverse などに公開していきたいと思います。
最後まで読んでいただいて、誠にありがとうございました。
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